社会

日本製鉄が社名変更の理由!名前や名称の復活はなぜ?影響は?

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16日、新日鉄住金が社名変更して日本製鉄になりましたね。

実は、わざわざ名前を変更した理由は単純に買収の結果ではないのです。

70年ほど前にも日本製鉄という名称を使っていて、この度復活することになりました。

 

そこで今回は、

・新日鉄住金が日本製鉄へ社名変更した理由はなぜなのか

・今後の鉄鋼業界、製品への影響はあるのか

といった話題について見ていきます。




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日本製鉄へ社名変更した理由

買収の背景

まず、どのような流れで社名変更するに至ったのかおさらいしていきましょう。

16日の時点で、新日鉄住金が日新製鋼を子会社化したことが始まりです。

いわゆる買収ですね。

新日鉄住金が親会社となり、1つの会社へと合併するわけです。

 

この買収が起こった理由はなぜかというと、お互いに現代の需要に応えるためだといいます。

めざましいテクノロジーの進化によって、今や世界的に”鉄鋼”の需要が高まっているのです。

自動車やロボットに使われる原料となるのがこの鉄鋼です。

 

そこで、高い商品力と技術力を持つ”新日鉄住金”と、顧客への高いサービス力を持つ”日新製鋼”が手を組んだというわけです。

お互いに強みを出して、今後の需要に応えるためです。

現在日本国内では、人口が減り、海外への輸出を増やし、自動車の進化と電気自動車の開発に取り組むといった大規模な変化が訪れています。

その変化に対応するために、今回の買収が行われたのですね。

 

名称を”日本製鉄”とした理由

では、会社の名称をわざわざ”日本製鉄”へと変更した理由はなぜなのでしょうか。

そもそも、日本製鉄とは70年前に存在していた名前です。

1934年、当時日本で最大級の規模を誇る”官営八幡製鉄所”と”釜石鉱山田中製鉄所”が合併したことで生まれた日本製鉄。

 

順調な経済発展をするのかと思いきや、1950年に財閥解体が行われます。

財閥解体とは、国の方針で巨大企業が解体させられることです。

というのも、戦後の日本は外国に対し、「戦争を起こす気はありませんよ」という意思を示す必要があったのです。

そのため、国内の有力な企業の規模を小さくしなければならなかったのですね。

 

そして、1950年に日本製鉄から誕生したのが、”八幡製鉄”と”富士製鉄”です。

戦後の暗い雰囲気がなくなり、これから経済発展していこうとしていた1970年に、この2社が再び合併します。

そのときの社名が”新日本製鉄”です。

さらに、2012年になって名称を現在の”新日鉄住金”に変更したのです。

 

このように、新日鉄住金は元々”日本製鉄”から解体、合併を繰り返してできた企業だったのです。

 

社名変更によるメリット

また、今回の社名変更には実用的なメリットもあるのだとか。

元々の名称である”新日鉄住金”の知名度がどうにも低かったのです。

”しんにってつすみきん”という読み方なのに、”しんにってつじゅうきん”と読み間違えられることも多々あったといいます。

また、就活生からは”新日鉄の関連会社”という誤解を受けることもありました。

わざわざ広告などにひらがなで表記するなどの影の努力もあったのだそうです。

 

それを考えると、”日本製鉄”とすることでその悩みは解消されますよね。

70年の時を経て復活すると言われれば、知名度もケタ違いに上がります。

 

名前を変えるだけで意外なメリットがあるのですね。




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今後の影響は?

元々、新日鉄住金は海外でも広く事業を展開してきました。

アメリカ、ヨーロッパ、中国、東南アジア、インドなどなど、主要な国はあらかた押さえているのですね。

これだけ広いマーケットがあれば、日本製鉄となることで生まれる質の高い製品も普及しやすいです。

一気に海外でのシェアをとれる可能性があるわけですね。

輸出による利益が上がれば、当然日本国内で流通する製品もより安く、より質の高いものになります

 

また、現在どこの国も取り掛かっている電気自動車の製造に携わる可能性も非常に高いです。

需要の変化に対応するために買収したと公言しているくらいですからね。

日本でも電気自動車の開発が一気に進むことになりそうです。

 

その他にも、細かいところだと自動車の軽量化に取り組むことも考えられます。

こちらも現代の市場で求められていることですね。

軽量化することで、自動車の値段が下がったり、燃費がよくなってガソリン代が減るというメリットがあります。

なかなか馬鹿にできないメリットですよね。

 

このように、主に自動車関連での影響が大きくなると考えられます。

もちろん、今後の事業展開は日本製鉄次第ですが、暮らしが豊かになることは期待してよさそうです。

 

 

ちなみに、新日鉄住金の2016年度の売上高は4兆9074億2900万円で、

日新製鋼は5470億2600万円です。

単純に、合わせて5兆円を越える企業となるので、これはますます期待できそうですね!

 

まとめ

新日鉄住金が日新製鋼を買収するということで、社名変更の理由や、名称の復活はなぜなのか、それによる影響はどんなものがあるのかといったことを見てきました。

70年ぶりの”日本製鉄”復活ということで、当時を知っている人は非常に少ないかもしれません。

ただ、これを機にますます知名度が上がってくるかもしれませんね!





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