
5月20日、フランスで開催された第71回カンヌ国際映画祭において、是枝裕和監督の映画”万引き家族”が”パルムドール”を受賞しました!
パルムドールとは、この度の授賞式における最高賞を意味します。
この”万引き家族”とはどういう映画なのでしょうか?
そこで今回は、
・万引き家族のあらすじと結末、ネタバレ
・キャスト(出演者)
・主題歌
・舞台やロケ地(撮影場所)
・海外の反応
といった話題について見ていきます。
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目次
万引き家族のストーリーと結末!
まず、万引き家族がどういう映画なのか、そのストーリーと結末、ネタバレについて見ていきます。
あらすじについては以下のような感じです。
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。
彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。
足りない生活費は、万引きで稼いでいた。
社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。
体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。
だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく
引用:万引き家族公式youtube
タイトルにあるとおり、万引きで生計を立てている家族の物語です。
貧困層がどんな生活をしているのか、国民に向かって問題提起するような内容ですね。
この”万引き家族”ですが、原作はなく是枝裕和監督のオリジナルストーリーとなっています。
原作であらすじをチェック!なんてことはできないのですね。
なので、公開前の現段階ではネタバレや結末についてお話することはできません。
公開後に追記していきますね。
日本での公開は6月8日です!
また、予告動画はこちらになります。
そして、本編映像の一部も公開されました!
放送日や無料で見る方法はこちらをどうぞ。
キャスト(出演者)は?
気になるキャスト(出演者)ですが、是枝作品には欠かせないリリー・フランキーさんが主演を務めます!
リリー・フランキーさんは、”そして父になる”、”海街diary”、”海よりもまだ深く”と、是枝作品にはこれまで全て出演しています。
是枝裕和監督にとっては、信頼のキャストでお送りできるということですね。
主要キャラのキャストは、
・安藤サクラ
・松岡茉優
・樹木希林
・城桧吏(子役)
・佐々木みゆ(子役)
といった役者さんが出演します。
安藤サクラさん、松岡茉優さん、樹木希林さんと、役者としてキャリアのある安定感抜群の出演者がそろっています。
3人は以下のようなコメントを残しています。
安藤サクラさん
「いまこのタイミングでこの作品に出演できることをとても嬉しく思っています。
とにかく、やってみます。えいえいおー!」
松岡茉優さん
「生きてきたすべてのことが正しかったんだと肯定されたような気持ちでした。」
樹木希林さん
「是枝作品の中に居るのはこれでおしまい(笑)」
そして注目は、城桧吏さんと佐々木みゆさんの2人の子役ですね!
共にオーディションで選ばれているので、その演技力は非常に優秀なものがあります。
この万引き家族でブレイクして、今後の役者人生が大きく変わる可能性もありますね!
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他にも、
・池松壮亮
・緒形直人
・森口瑤子
・山田裕貴
・片山萌美
・柄本明
・高良健吾
・池脇千鶴
といった面々が出演します。
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主題歌は?
万引き家族の音楽は、細野晴臣さんが担当します。
現在もミュージシャンとして活躍している細野晴臣さん。
https://twitter.com/manbikikazoku/status/992682075508506624?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=http%3A%2F%2Fnbkturu.net%2F7016.html
過去には、
・銀河鉄道の夜(1985年公開)
・メゾン・ド・ヒミコ(犬童一心監督)
・モヒカン故郷に帰る(松田龍平主演)
といった作品の音楽と主題歌を手がけてきました。
監督・是枝裕和の夢叶う!『万引き家族』で細野晴臣との初タッグが実現 https://t.co/uotW5rZDC3 pic.twitter.com/r5nNzZzCPZ
— 映画サイト | Movie Walker (@Movie__Walker) May 5, 2018
また、是枝裕和監督の作品を手がけるのはこれが初めてだそうです!
自身の映画の音楽を担当してもらうのが夢だったようですね。
舞台やロケ地(撮影場所)は?
では、ロケ地や撮影場所についてネタバレしていきましょう!
日本大学駿河台キャンパス
2018年1月18日には、松岡茉優さんと高良健吾さんが撮影していた姿が目撃されています!
https://twitter.com/lions_kohei/status/953972586160971781?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=http%3A%2F%2Fxn--ddkf5a4b0cua7ha8553j4t5a.com%2Fmovie-shoplifting-family%2F2%2F
小湊鉄道の電車内
小湊鉄道とは、千葉県市原市”五井駅”から夷隅郡大多喜町”上総中野駅”をつないでいる路線のことです。
撮影のためのエキストラの募集がここで行われていました。
千葉県いすみ市の海水浴場
こちらもエキストラ募集が行われていました。
夏のシーンの撮影で使われたようですね!
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海外の反応は?
第71回カンヌ国際映画祭で、最高賞であるパルムドールを獲得しているだけあって、海外の反応も非常に気になるところですよね!
海外の有名な映画評論家の方々は以下のようなコメントを残しています。
いずれの方も、今回の第71回カンヌ国際映画祭にて審査員を務めた権威ある方々です!
そうそうたるメンバーから絶賛されていますね。
Justin Chang氏
「優れた映画監督が彼の最高傑作で国際映画祭の最高栄誉を得たのはとても素晴らしいことだ。
ブラボー、是枝監督。
ブラボー、審査員。
ブラボー、カンヌ。」
Jon Frosch氏
「私が選んだ作品ではなかったが、『万引き家族』は本当に素晴らしい作品。
2013年の『アデル、ブルーは熱い色』以降最高のパルム・ドール受賞作品だ。」
Michael Leader氏
「是枝裕和!!
”万引き家族”は彼の作品の中でも最高傑作で、彼のユニークな作風に新たな次元が加えられた。
画期的なパルム・ドール選出ではなかったが、”万引き家族”のパルム・ドール受賞に関しては何の不満もない。」
Guy Lodge氏
「脚本賞は3作品、そしてゴダール監督の作品もあるなか、審査員の票は多くに割れた。
だが間違いなく是枝監督の作品を批判する人はいないだろう。」
Emily Yoshida氏
「イェイ、是枝監督!
”万引き家族”がパルム・ドールを受賞するとは予想していなかったが、受賞に相応しい作品であることは間違いない!」
みなさん大絶賛ですね!
是枝裕和監督の”万引き家族”がパルムドールにふさわしいことは誰もが認めています。
これは日本国内でも人気の作品となりそうですね!
まとめ
第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した”万引き家族”。
今回は、万引き家族のストーリーとネタバレや結末、キャストや出演者、主題歌、舞台とロケ地(撮影場所)、海外の反応といった話題について見てきました。
あらすじを見ただけでも結末が気になりますね!
是枝裕和監督待望の4作目だけあって、すでに注目度は高いようですね。
今回のパルムドール受賞でもさらに知名度が上がることとなりました。
日本での公開を楽しみにしていましょう!
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