
皆さんは万引きGメンという職業をご存知ですか?
私服で店内に紛れ、万引き犯を現場で捉えることで被害を未然に防ぐ仕事をする人たちです。
最近テレビでも度々特集されるようになり、その存在を知った方もいるのではないでしょうか(私がそうでした)。
しかし実際に仕事をしている姿を見たことのある人、捕まったことのある人は少ないと思います(笑)。
ここではそんな万引きGメンの見極め方、依頼金額の相場、給与体系について調べてみました。
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万引きGメンの見極め方は?
万引きGメンは気づかれないように行動しているため、そう簡単には見極められません。
しかしよく見ると「普通の人と何か違う」と思う行動を取ることがあります。
まず、万引きGメンはずっともしくは定期的に店内を巡回しているため、何度も同じ顔を見かけたときは万引きGメンかもしれません。
合わせて万引き犯を見つけるため、お店の商品ではなく、店内のお客さんを注視している傾向があります。
もちろん万引きGメンもバレないよう自然に振舞い、うまくごまかしていますが、よく見るとわかるはずです。
また万引きGメンは、万引きが多く発生している時間に力を入れます。
万引きの犯行は、一般客が少ない時間帯は行動が目立ってしまうため、店内が混む繁忙期(夕方)に多く発生します。
よって万引きGメンは夕方付近に店内を回っていることが多いようです。
さらに万引きGメン歴15年以上のベテラン、「伊東ゆう」氏のフジテレビによるインタビューより、会計を済ませず、店内をグルグル回っている人、商品を見ずに商品棚越しに遠くを眺めてる人は、万引きGメンである可能性が高いそうです。
見極め方がわかったからといって、犯行に悪用しちゃダメですよ!(笑)
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依頼するときの費用はいくら?
各社とも明確な見積もり金額は出していませんでした。
そこで仮説を立てて見ました。
調べたところ、万引きGメン(アルバイト)の時給は900〜1300円前後と、他のアルバイトとさほど変わりませんでした。
1日8時間働いたとして、日給は7,000円から11,000円ほどになります。
そこに紹介会社の仲介手数料が入るので、おおよそ1日あたり20,000円ほどで依頼できるのではないでしょうか。
それを安いと見るか高いと見るかはお店の被害額によるとは思いますが、万引きを未然に防ぐことができれば、今後の収益改善にもつながります。
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給料や年収は出来高制なの?
求人を見ると、給料は時給、日給、月給制であるところがほとんどです。
また求人は警備会社、派遣会社からが多く、雇用体系については、パート・アルバイトでの募集が多かったです。
また会社によっては、能力・経験による昇給、捕捉手当、技能手当、役職手当等がある会社もあり、一部出来高制を導入しているところもありました。
考えてみれば出来高制にすると、成果をあげるため躍起になって万引き犯を捕まえようとし、冤罪を招いてしまう可能性もあります。
これは万引き犯以上の損失を店にもたらしてしまう可能性もあり、そう考えると警察と同様、固定給のほうがいいのでしょうね。
まとめ
最近テレビで取り上げられることが増え、認知度が上がっている万引きGメン。
「すいません、お金は払いますから」「警察はもう呼んだから」など、犯人と万引きGメンのやり取りは、見る人に強烈なインパクトを与えます。
勧善懲悪であるこの仕事に憧れる人も多いと思いますが、万引きGメンは万引き犯がいることを前提としたお仕事です。
世の中から一刻も早く万引きがなくなり、「万引きGメン」という仕事自体もなくなる日が来るといいですね!