
日本中に衝撃が走ったハリルホジッチ監督の電撃解任。
名誉毀損で訴訟を起こすとのことでしたが、なんと慰謝料1円を要求しているのです!
この金額に隠された目的や狙いは何なのでしょう?その真相は?
そこで今回は、
・ハリルホジッチが慰謝料1円を請求した詳細
・慰謝料1円の理由と、目的や狙い
といった話題について見ていきます。
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ハリルホジッチが慰謝料1円を請求!
今年4月までサッカー日本代表の監督を務めていたものの、電撃解任されてしまったハリルホジッチ監督。
この解任に対し、日本サッカー協会へ向けて訴訟を起こす準備をしていることは知られていました。
ただ、その内容が予想外のものだったのです。
ハリルホジッチ監督が求めているのは2点だけ。
・日本サッカー協会の公式謝罪広告
・慰謝料1円
こちらの2つです。
注目してしまうのは、”慰謝料1円”の方ですよね。
公式謝罪を要求するのは当然だとしても、わざわざ1円という金額を設定する意味は何なのでしょうか。
これについては次の項でお話します。
謝罪広告の要求と慰謝料1円の請求について、海外メディアでは
「金銭的な補償より象徴的に失墜した名誉を取り戻そうとしている。」
という分析をしています。
また、ハリルホジッチ監督といえば、韓国代表の監督に就任することを求められているという情報もありました。
その真意は謎だったのですが、韓国のネット上ではすでにハリルホジッチ監督就任について肯定的な意見があふれています。
「韓国チームの監督に招待しよう」
「韓国は彼を必要としている」
「日本チームのことをよく知っている彼を韓国の新監督に迎えて、日本を打ち負かそう」
などといった意見があります。
実現する可能性そのものはゼロではないですが、今回のロシアW杯2018での監督就任はないと見ていいでしょう。
そもそも、こんな時期に監督が代わるということが相当特殊な事態ですからね。
日本サッカー協会としては、厄介な相手を敵に回してしまいました。
ハリルホジッチ監督の戦術が叩かれていましたが、実は歴代の日本代表監督の中では割と高い勝率を誇っていたのです。
一覧にすると、
1位 オシム 65%
2位 アギーレ 60%
2位 ザッケローニ 60%
4位 ハリルホジッチ 55%
5位 ジーコ 54%
6位 岡田武史 48%
7位 トルシエ 46%
このようになっています。
あれだけバッシングを受けていた割には、歴代でも高い勝率を誇っていますよね。
なので、監督としての手腕は抜群なのです。
もし韓国代表の監督になることがあれば、日本は相当苦戦を強いられますね。
ハリルホジッチ監督の詳細についてはこちらもどうぞ
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理由はなぜ?目的や狙いは?
では、ハリルホジッチ監督が提示した”慰謝料1円”の理由について迫っていきましょう。
当然ですが、もっと高額な請求もできたはずです。
ちなみに、名誉毀損による慰謝料の相場としては以下のようになります。
・一般人 10~50万円
・事業主 50~100万円
また、テレビなどのメディアによって名誉毀損をされた場合や、名誉毀損された側の人物が有名人である場合などは400~500万円となるケースもあるようです。
ハリルホジッチ監督は年俸にして約2億7000万円、3年間にして約8億円という金額を受け取っていました。
そのため、名誉毀損で請求できる慰謝料の金額など微々たるものです。
そのため、目的や狙いとしては”金銭目的の訴訟ではない”ことをアピールする意味があると思われます。
欲しいのはお金ではなく、不当な理由で解任されたことに対する謝罪だということですね。
たしかに、慰謝料を受け取らないとなればそこまで話題にはなりません。
というか、話題にすらならない可能性だってあります。
それを慰謝料1円としたことで、日本中に知れ渡ることになりました。
ハリルホジッチ監督自らが考えたのか、それとも弁護士の方が考えたのかはわかりませんが、アピール方法として非常に有効な手ですよね。
なので、
・理由としては、お金目的の訴訟ではないことをアピールするため
・目的や狙いは、日本中にインパクトを与えて知らしめるため
ということですね。
もうすぐロシアW杯が始まるこのタイミングでの訴訟ですが、日本代表選手のメンタルに影響しないことを願いますね。
過ぎてしまったことはもうどうしようもありませんから、今は目の前の試合に全力を尽くしてほしいです。
まとめ
ロシアW杯目前で電撃解任されたハリルホジッチ監督。
今回は、慰謝料1円を請求した概要と、1円という金額の理由はなぜなのか、その目的や狙いは何なのかといった話題について見てきました。
真相はハリルホジッチ監督の口から明かされることはなさそうですね。
相当日本に対しての怒りがたまっているはずですから。
この訴訟が無事に終わるといいのですが…