
問題となっている日大アメフト部の悪質タックルですが、実行した宮川泰介選手が謝罪会見を開きましたね。
ただ、ここで新事実が判明しました。
宮川泰介選手は18日の時点で、被害者とその家族に謝罪をしていました。
ところが、21日の被害者の父親・奥野康俊さんの会見ではその事実が語られなかったのです!
そこで今回は、
・関西学院大学側が謝罪を非公表にした概要
・謝罪を隠した理由
といった話題について見ていきます。
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関西学院大学側が謝罪を非公表?
22日の夕方、日大アメフト部の宮川泰介選手が謝罪会見を開きましたね。
悪質タックル問題に対し、自らの口から真相を語りました。
監督やコーチから「つぶせ」という指示を受けていたことが判明しましたね。
表向きには、宮川泰介選手が公の謝罪をするのはこの日が初めてのように見えます。
ところが、関西学院大学の被害者に対してはすでに直接謝罪を済ませていたのでした。
17日には、関西学院大学側が会見を開いていました。
そして、その翌日18日に宮川泰介選手は被害者への謝罪に訪れていました。
宮川泰介選手とその両親が出向き、被害者とその両親に対してきっちり謝ったといいます。
その後、21日には被害者の父親・奥野康俊さんが会見を開いていますよね?
ところが、この会見では宮川泰介選手が謝罪に来たことは明かされませんでした。
時系列はこちらでご確認ください
悪質タックルをした本人が謝罪に来たと一言言ってもいいとは思うのですが、いったいなぜその事実を非公表のままにしたのでしょうか?
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謝罪を隠した理由はなぜ?
この謝罪に事実を非公表にした理由について見ていきます。
21日の会見で、被害者の父・奥野康俊さんが直接謝罪の事実を隠した理由はなぜなのか。
まず、日大の宮川泰介選手は最初から謝罪に来る意思があったにも関わらず、内田監督をはじめとしたアメフト部に止められていたことが挙げられます。
謝罪の事実を公表すれば、宮川泰介選手が日大アメフト部、内田監督から責められる可能性があったためです。
謝罪に行くなと言われていたのに、それに反して直接謝罪に行っていますからね。
必要以上に宮川泰介選手が責められないようにという配慮があったのです。
そして、2つ目の理由としては、宮川泰介選手本人の口から真相を明らかにしてほしかったというものが挙げられます。
たしかに、被害者とその両親に対しての謝罪は行われました。
ただ、今や日本中で問題となっている今回の事件ですからね。
謝罪会見という正式な場で、自らの口から語ってほしかったのです。
奥野康俊さんから「謝罪がありました」と言われても、国民の間で広まった問題は収まるところを知らないでしょう。
タックル問題を丸く収めるために、あえて謝罪の事実を非公表としたのですね。
こうして見てみると、奥野康俊さんが宮川泰介選手の謝罪を明らかにしなかったのは、様々な配慮が隠されていたのですね。
宮川泰介選手本人も深く反省しているようですし、必要以上に問題が大きくならないことを願います。
まとめ
日大アメフト部の悪質タックル問題について、直接謝罪の裏側を見てきました。
今回は、関西学院大学側が取材の事実を非公表とした理由についてのお話でした。
隠したのはなぜかという疑問が生まれていましたが、そこには日大の宮川泰介選手、そして世間への配慮が隠されていたのですね。
今回の件は決して許されることではありませんが、最終的に事態が収まってほしいと思います。
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