
サッカーロシアW杯2018にて、我らが日本代表と6月24日に第2戦として対戦する予定のセネガル。
守備陣の中心は、イタリア・セリエAの強豪ナポリのディフェンスラインを統率する、カリドゥ・クリバリ選手です。
高さとスピードを兼ね備えた、ライバルチームの壁となる選手に注目してみましょう。
そこで今回は、
・カリドゥ・クリバリのプロフィール
・所属や経歴
・年俸はいくらか
・実力や凄さ
・サッカー選手としての評価
といった話題について見ていきます。
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カリドゥ・クリバリのプロフィール
名前:カリドゥ・クリバリ
生年月日:1991年6月20日(26歳)
国籍:セネガル
ポジション:DF(CB)
身長:195㎝
体重:89㎏
利き足:右
カリドゥ・クリバリ選手は現在イタリア・セリエAのSSCナポリに所属しています。
セネガル代表に選ばれるほどの実力者ですから、セリエAでも存在感を放っていますね。
では、クリバリ選手の経歴を見ていきましょう。
2010年にフランスのFCメツでトップチームデビュー。
このチームには同胞のサディオ・マネ選手(リバプール)、パピス・シセ選手(山東魯能)も所属経験のあるクラブです。
その後、ベルギーリーグのKRCヘンクに移籍しました。
このクラブは、元日本代表の鈴木隆行選手が所属したチームとしても有名ですね。
※鈴木隆行選手は、日韓大会でゴールを決めたフォワードです。
メツは現在、川島永嗣選手が所属しており、なにかと日本選手にゆかりのある選手ですね。
2014年7月にイタリア・セリエAのSSCナポリへ5年契約で移籍します。
1年目からセンターバックのレギュラーとしてプレーし、中心選手となりました。
2016年夏の移籍マーケットでは、イングランド・プレミアリーグのチェルシーへの移籍がウワサされましたが、結局残留。
現在もナポリの中心選手としてプレーし続けています。
2017-18シーズンは優勝争いを繰り広げたナポリ。
クリバリ選手にとって一番のハイライトは、第34節の首位ユベントス戦での決勝ゴールでしょう。
試合終了間際の後半45分にコーナーキックから叩き込んだヘディングシュートは、ナポリターノの印象にも強く残っているのではないでしょうか。
勝ち点差1とナポリがユーベに最接近した瞬間として盛り上がりましたね。
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年俸はいくら?
2016年時点では80万ユーロ(約1億円)と言われていましたが、前述の移籍騒動の際に条件見直しが図られました。
現在は200万ユーロ(2.7億円)程度と言われています。
但し、クリバリ選手は世界の強豪チームから狙われ続けている状態です。
なので、これから移籍、もしくは契約延長などの際の条件見直しにより上がっていくのは間違いなさそうです。
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実力や凄さは?
クリバリ選手のプレーの特徴は、以下の点が挙げられると思います。
どのようなプレースタイルなのでしょうか?
スピード
身長、体格からの想像をはるかに超えたスピードを持ち、ボールを持った相手選手との間合いを一瞬で詰めて、ボール奪取をしています。
間に合わない、届かない、と見る側が諦めかけたボールへもいつの間にか追いついて、ボール奪取しています。
間合いを詰めるタイミングも一流です。
空中戦の強さ
195㎝の身長を生かしたヘディングの能力は非常に高いです。
相手フォワードの得点を阻止するだけでなく、前述の通り、ユベントスとの大一番での得点なども生み出してきました。
セットプレーでは特に注意したい選手ですね。
日本代表はクリバリ選手の高さをどのように封じてくるのでしょうか?
体の強さ、足の長さ
スピードを生かして間合いを詰めた後は、その体の強さで相手のバランスを崩し、ボール奪取します。
また、リーチの長さはスライディングの深さにも繋がっています。
足元のプレーにも非凡なものがあり、弱点の少ないDFだといえます。
体の大きなスポーツ選手はそれだけですでに有利ですよね。
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サッカー選手としての評価は?
2015年にセネガル代表に召集されるまでには、ユース年代でのフランス代表に選出されていました。
U-21のフランス代表では、
・グリーズマン選手(アトレティコ・マドリー)
・ラカゼット選手(アーセナル)
などとともにプレーした経験を持っています。
今世界中が欲しがっているディフェンダーの1人です。
2016年の移籍騒動の際に、当初2019年までであったナポリとの契約は2021年まで延長されました。
ただ、その後もヨーロッパ各国の強豪からの関心は留まることを知りません。
現在もチェルシー、アーセナル、バルセロナが具体的なオファーを準備しているという噂が飛び出しています。
ワールドカップでの活躍によっては更に市場価値が高騰し、商売上手のナポリが手放す、というケースが発生するかもしれません。
まとめ
ご紹介したカリドゥ・クリバリ選手は、日本代表にとっては非常に厄介なDFだと思います。
正直弱点はありません(苦笑)
今回は、カリドゥ・クリバリ選手のプロフィール、経歴や所属、年俸はいくらか、実力や凄さ、サッカー選手としての評価といった話題について見てきました。
ポストプレイが上手いとされる大迫勇也選手ですが、マッチアップで恐らく勝ち目はありません。
サイドを攻めたり、ボランチの周りのスペースへ釣り出したりしながら、うまくクリバリ選手との直接のコンタクトを避ける形で、崩していきたいところです。
ボランチ周りのスペースでのボールの呼び込み、という意味では、この第2戦目のキーマンは香川真司選手になるかと思います。
そのスペースへのボール出しという意味では、大島僚太選手、柴崎岳選手のいずれかもキーマンと言えますね。
香川選手へ向けて、彼らの「スイッチを入れるパス」が何本入るか、が勝ち点獲得への分かれ目になりそうです。